ゲーム
仕方がない。
最近不景気でな。
どうしてもやるのか?
で・・・、賭け金はいくらだ・・・・・?
10万マネー・・・。
10万マネーだと・・・!?
ふざけるな!
俺様は、億単位でしかゲームはしねえんだ。
なに!?
億単位!?
クッ!!
・・・・・・・。
わかった・・・・。
・・・それでは1憶マネーでどうだ・・・?
その10倍だ。10憶マネーにしてもらおう。
な、なんだと!?10、10憶マネー!?
法外すぎる!!
残念だ。
そういうことなら、断らしてもらうぜ。
チッ!!
・・・・・わかった。
君の言うとおりにしよう。
君、なかなかいい腕前だな。
お前も銃の使い方が上手いじゃないか。
今、忙しいんだ。あっちへ行ってろ!!
俺の賭けの邪魔するな!!
へっへっへ!!
やったぜ、
馬鹿め!!
ま、しょせん、俺様の敵じゃなかったってことだ。
10憶マネーいただき。
悪く思うなよ。
これこれ。
ん!?
次はボクが相手だ。おじさん。
どこの星の者だか知らねえが、止めておいたほうが身のためだ。
俺の銃捌きを見ただろう?
掛け金は100憶マネーでどう?
100億マネーだと!?
ボクは視力が良いんだ。
ケッ。
面白い。弾を避けられても勝てねえぜ。
早速、はじめよう。
これだ!
何!?
?
!!
わっ!!
わっ!!
わっ!!
何するんだよ。
おじさん。
止めて!
止めて!
うわー!
止めろ!
しょうがない。
ギャー!!
ひ、卑怯だぞ!!
キサマは、コントローラー機を破壊した。
私は、この勝負を認めない。
ゲームの前に忠告したが、私は視力の良い種族だ。
それが、どうしたと言うんだ!?
ゲームのルールは相手を倒したほうが勝ち。それだけだ。
人間をコントロールできなくなったときのルールはない。
うぬっ!
この惑星の生命体の武器を使いこなすのは、いくら我々のコントロール下にあっても容易ではない。
しかし、コントロールを解除してやれば、彼らは身の危険を感じ、反射的に行動するはずだ。
クソ!!
結局、頭のいいほうが勝つんだ。
ワッハッハッハ!!
次の勝負は、こうはいかんぞ!!
フンッ。
金持ちは、さらに金持ちになっていく・・・。
これだから、ギャンブルは止められんのだよ。
ワッハッハッハッハ!!